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【知得】冬の石垣島旅行のメリット・デメリットを知ろう

2018/12/16 カテゴリー:スタッフブログ 海を眺めるカップル

石垣島は南国リゾートのイメージが強いと思いますが、冬ならではの良さもあります。

今回は冬の石垣島旅行のメリットとデメリットを紹介していきますので、冬の旅行計画の選択肢に石垣島旅行を入れてみてはいかがでしょうか。

 

メリット①冬の石垣島は旅費が低い

 

南国・石垣島のメイン観光シーズンはやはり夏です。

石垣島に旅行にくるかたの多くは『南国の青い海』を目当てにしていることが多く、石垣島の海開きは毎年3月末頃で、10月末頃まではウェットスーツが無くても海に入れます。

 

幻の島

 

つまり海開きの3月末から10月末までは旅行者も多く、石垣島は繁忙期の時期になっており航空旅客機の運賃をはじめ、宿泊費なども高額になっているのですが、逆に11月から3月末までは旅行者の数は激減するため、旅費の大部分を占める交通費と宿泊費の大部分を節約することが出来るんです。

 

次の表は沖縄県のホームページで公表されている、八重山地方の平成27年から平成29年までの観光客数と消費額の推移です。

 

八重山入域観光客数統計概況

【沖縄県ホームページ『八重山入域観光客数統計概況』より抜粋】

 

この表からも、例年11月~2月までの観光客数が少ない閑散期であることがよくわかりますね。

繁忙期には高いイメージの石垣島旅行も、閑散期の冬を狙えば交通費と宿泊費を大きく削り、リーズナブルな旅行を楽しむことが出来るのです。

 

メリット②旅行者が少なくツアーや観光地が混まない

 

冬の石垣島は旅行者の数が少ないことをメリット①で取り上げました。

それにより旅費が削れることに触れたのですが、やはり旅行者が少ないことによるメリットが「混まない」ということです。

 

繁忙期の石垣島はどこで何をするにも込み合うことの方が多く、予約なしではディナーの店を確保することも困難だったりします。

飲食店で並んだり待ったりすることは多々あり、この時期に人気の観光スポットやツアー、飲食店に行こうものなら、人混みや行列に巻き込まれる事は必至でしょう。

 

しかし冬の石垣島ではそんな状況に遭遇することは滅多にないです。

だって石垣島に人(旅行社)があまり居ないんですもん 笑

 








海を眺めるカップル

 

例えば人気のマリンツアー「幻の島」や「青の洞窟」も、冬の閑散期なら自分たちのグループで貸切になる可能性すらあるんですよ。

 

「混まない」

これは人気の観光地旅行を楽しむ大きなメリットといえるでしょう。

  • 人混みにイライラ
  • 待ち時間にイライラ
  • 予約が取れない

 

閑散期をあえて狙うことで、ストレスフリーの旅行を楽しんでみるのも面白いですよ。

 

青の洞窟貸切の男性

 

メリット③海中の透明度が高い

 

「冬は寒い!」

 

実に当たり前のことですが、それは石垣島も例外ではありません。

石垣島も冬になるとそれなりに寒くなるのですが、それでもウェットスーツを着てしまえば冷たいながらも海に入ることは可能です。

しかし寒い冬の冷たい海だからこそのメリットもあるのです!

 

海水温が低くなることで、海中の透明度が素晴らしく高くなります

 

海中の世界

 

夏の海では海水中の浅いところと深いところの温度差によって、海中に“もや”がかかってしまうことがあり、天気が良くても海の中がよく見えないなんていうこともざらにありますが、冬の海は海水温が安定して低いのでこういった“もや”が出来づらいのです。

シュノーケリングやダイビングが好きな人の中には、夏よりも冬の海を好む方も多くいるのはここに理由があるわけなんですね。

 

冬の海の透明度を一度体験してしまうと病みつきになってしまうかもしれませんよ。

 

デメリット①天候と気温

 

これまで冬の石垣島のいいところを紹介してきましたが、よくないところも当然あるので合わせて紹介します。

メリット③でも少し触れましたが、石垣島の冬も日本の他のエリアのようにやはり寒いです。

 

ウェットスーツを着て海に入ることは出来るので、寒さのレベルが違うといわれるかもしれませんが、それでも寒いことは寒いのです。

日によっては島の人もダウンジャケットを着る日がある程で、さすがに真冬に半袖短パンで過ごす人はあまり居ないでしょう。

 

ウェットスーツを着た女性たち

 

気温に関しては1月・2月が例年一番寒く、月間の平均気温は約18度くらいまで下がります。

この時期は平均21度の海水温の方が暖かいという、なんともおかしな時期なんですよ。

 

つぎの表は気象庁が発表している2016年の石垣島の気象データです。

 

気温が低いことに加えてチェックしておきたいのは“日照量”の少なさです!

 

12月~2月までの日照量は他の月に比べて明らかに低いのですが、これは天気が悪いことを示しています。

石垣島の冬は天候にすぐれず、雨というよりは薄曇の日が多いのが現実なんですよ。

 

そのため、この冬の時期の石垣島は絶景を楽しむのにはあまり向かないと言わざるを得ないかもしれません。

晴れた日もあるにはあるのですが、絶景を楽しみに来るには晴れない日に当たる確率が高すぎるといえます。

 

デメリット②物価

 

メリット①で旅費が抑えられる点に触れていますが、実は冬の石垣島は一部の物価が値上がりすることもあります。

例えば次のようなところに値上がりを確認しています。

  • カフェのモーニング
  • ハンバーガー
  • フェリーの運賃

旅行者が減るので値上がるという理屈なのですが、住んでる私からすると普段より高い金額に

「あれ?」

と思ってしまいます。

 


ハンバーガー

 

相対的には交通費・宿泊費に加えて、レンタカーの価格などがオフシーズン価格になるので、旅行全体の費用として考えればお得なんですけどね…

 

まとめ

 

冬の石垣島旅行はつぎの点でメリットがあります。

  • 旅費を大幅に抑えられる
  • あらゆるところで混まない
  • 待たずに済む
  • ツアー参加者が少ない
  • 海の透明度が高い

 

デメリットはこちら。

  • 薄曇りや雨の日が多い
  • 気温が低い
  • 一部物価が上がる

 

他にもいい点・悪い点はあるでしょうが、冬ならではの石垣島の良さを満喫してみてはいかがでしょうか。

石垣島はほんとうにいい島ですよ!

Written by 大城